(ISLAND CID 8080/524 558-2, CIDD 8080/524 609-2)
1991年からのソロ・ワークのメジャー曲を集めたベスト盤。
先ごろ The Style Council のボックス・セット、 The Complete Adventures of the Style Council (Polydor 557 789-2) が出ましたが、 48ページ(写真を除く)にわたるライナーノーツで、 いかにその流れが正当化されて物語られようとも、 末期のハウスへの傾倒は、あらためて聴いてみても、 やはり違和感を覚えざるをえませんでした。 それにひきかえ、こちらは痛快そのものです。
国内盤 (ポリドール POCP-7337) には、ジャケットに載っていないライブ2曲と、 Brand New Start の EP (ISLAND CID 711/572 370-2) にも収録されていた The Riverbank (The Jam の Tales from the Riverbank と同曲?) が 入っていましたが、 英 Island からはなんと、 全13曲 (下記参照) のライブが入ったボーナスCD付きの限定盤が出ていました。 Brand New Start EP のインナースリーブに記された予告によれば、 8月のロンドン Victoria Park でのギグを録音したものです。
本体のほうはファンにはおなじみの王道の曲ばかりなので、 むしろこちらを目当てに買う人が多いんじゃないでしょうか。
ボーナスCDの曲目:
(1998年12月28日)
Paul Weller ももうオジサンだし、などと思っていたら大間違いで、 Stanley Road 〜 Heavy Soul と、 CD で聴くほかなかった曲が生で聴けた、しかもはるかにエネルギッシュだった。
今回はギターに Mother Earth ("Jesse" という曲のリフが忘れられない!) の Matt Deighton が参加していて、 数年前の Steve Cradock の時よりも厚みが増した感じだ。 それに何より、Paul Weller のギターが冴えまくっていた。そもそも、 「ジャージャカジャツツジャ、グキャグキャグキャグキャ」 (ユースケ・サンタマリアが "In The City" のイントロをこんな風に表現していた) で万人をしびれさせてきた人なわけだが。
演奏した曲をおぼろげながら覚えておいたが、 ところどころ穴が空いていて曲順もあやふやなので、 どなたかわかる方、埋めていただければ幸いです。 また、他の日の様子なども知りたいです。(10月23日)
おかげさまで埋まりました。ありがとうございます。(10月24日)
(1997年10月23日、赤坂BLITZ)
Special Thanks to: Kotaro Goto
アンコール
Last updated: Dec 28, 1998.