惨事の現場から離れて
(2013-04-16)
あらためて、ボストンマラソンの爆破事件について。
今年1月、2つの会合に出席するためにボストンに数日滞在した。
その町が惨事の現場になるとはまったく思いも寄らなかった。
その会合では、東日本大震災での宗教者の支援活動やその情報を共有する取り組みについて報告したのだが、「2011年東日本大震災デジタルアーカイブ」の構築に取り組んでいるスタッフの方々も、たんに歴史上大きな出来事となるであろうことの記録保存ということでなく、現地で行われているさまざまな活動に敬意を表しつつ、離れているからこその立場で、その一助になりたいという思いでいらっしゃることがよくわかったのだった。
とりあえず、1月にお世話になった方々のご無事はメールで確認できたのだが、こんどの事件について何ができるのか、自分なりに考えたい。
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