『宗教と現代がわかる本2008』再読

(2015-11-18)

『宗教と現代がわかる本2008』(平凡社)を再読。「特集 医療と宗教のあいだ」には、『仏教タイムス』2015年11月12日号に近況が掲載されている田中雅博師の「医師として僧侶として」が収録されていたり、末木文美士先生と柳美里さんの対談、三木英先生や故・大村英昭先生の記事など、書かれていることの意味が今になってあらためて腹におさまるような体験を味わう。

ちなみに私もこの本でこんなことを書いていた。「これまで病、障害、死といった問題に対処してきた伝統宗教の役割は薄れ、代わってインターネットの情報空間と、そこで生まれる新しいコミュニティがその役割を担うことになるのだろうか。それとも伝統宗教が培った知恵が何らかの形で再投入されることがあるのだろうか。注目していきたい」(203頁)。なんにもわかってなかったですね…。

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