出雲大社本殿を拝観

(2008-08-17)

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8月13日、出雲大社の本殿を拝観する機会に恵まれた。

60年に1回の遷宮(本殿屋根の葺き替え)にともなう一般公開で、4〜5月、7月、8月に行われたもの。今日(8月17日)が最終日となる。最初のときは、大勢の拝観希望者が訪れて、2時間待ち、3時間待ちという状況だったようだ。また、拝観にあたっての服装についての広報が行き届かず、Tシャツ、ジーパンで訪れて門前払いを食らわされる人もあったらしい。

7月、8月は拝観希望者に当日整理券が配布されるほか、8月には拝観希望日の10日以上前に事前予約の往復ハガキを送ることで、拝観する時間帯を30分刻みにして人数調整が行われ、所定の時刻に拝殿脇のテントに集合すればよいようになっていた。

それでも、30分ごとの拝観者グループはおよそ100名はいて、猛烈な暑さをテント内の日陰と冷風、水でしのぎながらしばらく待つことになった。

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60年に1回しか公開されない天井絵を見ることができたのも幸運だったが、それよりも感慨深かったのは、自分が本殿に上がっているということ。といっても中に入ることはできず、縁側だが。子どものときから数十回はお参りしている出雲大社だが、本殿に上がるという経験はもちろん初めてだし、ありえないことだ。大社造りの社殿の急な階段を上り、縁側から境内を眺めわたすと、そういう視点に立ったことがないので、なんとも不思議な感じがした。

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