国立ハンセン病資料館

(2013-06-26)

国立ハンセン病資料館を初めて訪問。企画展「一遍聖絵・極楽寺絵図にみるハンセン病患者―中世前期の患者への眼差しと処遇―」が話題だが、「ハンセン病資料館開館20周年記念展―存在意義を継ぐために知る、活動の記録」も昨日から始まっている。 常設展も観ながら、国の隔離政策や社会的な差別の中で宗教が果たした役割とは何だったのか、もっと知らなければと思った。証言集ビデオで、信仰なんてものはない、ただなんとなく生きているだけだ、と語る言葉が印象的だった。 写真は、平成5年に完成し、資料館の入口にある母子遍路像。

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