日常の中にある非日常

(2015-05-30)

今日の午後は私大ネット36春のスタディツアー報告会のために大正大学に行っておりました。

今年2月24〜27日に私の引率したActのテーマは「道にまなび、道をつなぐ旅」というものでしたが、「道」というお題は昨年1、2月にスパイダー(蜘瀧仙人)さん、千葉拓さんにお会いしたときにうかがったお話から私なりに受けとったことを、安藤さんたちスタッフの方々とともに現地をめぐり歩きながら発展させていったものでした。

しかし今夜大きな地震に再び遭って気がついたのですが、もしかするとこのテーマは、2011年3月11日に電車が止まり、5時間かけて徒歩で帰宅したときに潜在的に心に刻まれていたのかもしれません。

今日も電車が止まって歩いた人が大勢いたのではないかと推察します。

ある人はこのスタディツアーを「非日常」と表現しましたが、現地では「日常」が続いていることを忘れてはならないと思います。

逆に、私たちの「日常」の中にある「非日常」の隙間に注意を向けることで、現地とつながる可能性を模索できればと思います。

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